Linux活用レシピ > 会社で活用 > 「Raspberry Pi 2」で格安シンクライアント | |
└ 説明 準備 ├ ハードウェア └ デスクトップ 作り方 ├ RPi-TC2 v1.99 ├ RPi-TC2 v1.40 └ RaspberryPi2 初期設定 ├ 自動接続 v1.99 └ 自動接続 v1.40 応用設定 └ USBリダイレクト 利用 └ 利用イメージ |
はじめに
◆Raspberry Pi 2 を使った格安シンクライアントの製作◆ |
$ sudo cp -ip /etc/usbmount/usbmount.conf \ /etc/usbmount/usbmount.conf.org |
$ sudo nano /etc/usbmount/usbmount.conf |
FS_MOUNTOPTIONS="-fstype=vfat,gid=floppy,umask=002,sync \
-fstype=ntfs,gid=floppy,umask=002,sync \ -fstype=ext2,gid=floppy,umask=002,sync \ -fstype=ext3,gid=floppy,umask=002,sync \ -fstype=ext4,gid=floppy,umask=002,sync" FS_MOUNTOPTIONS="-fstype=vfat,gid=floppy,umask=002,sync,codepage=932,utf8 \ -fstype=ntfs,gid=floppy,umask=002,sync,codepage=932,utf8 \ -fstype=ext2,gid=floppy,umask=002,sync \ -fstype=ext3,gid=floppy,umask=002,sync \ -fstype=ext4,gid=floppy,umask=002,sync" |
具体的には、以下のように画面推移します。
まずファイルの中身が表示されます。
下矢印キーで修正箇所まで移動します。
修正を行います。そのまま入力すれば変更できます。
修正ができれば、「CTRL」+「X」キーで、終了しますと、以下の通り保存するか聞かれます。
「Y」キーを入力すると、以下の通り上書きするか聞かれるので、そのまま「ENTER」キーを入力し、上書き保存します。
以上で、usbmount.confの編集は完了です。
◆RDesktopのオプション変更◆
-g 1920x1080 -f -E -x l -z -P -r sound:local:alsa:default |
設定内容 | 値 | オプションと引数 |
モニタの解像度 | 1920 x 1080 | -g 1920x1080 |
フルスクリーンモード | 有効 | -f |
自動ログインID | 自動ログインしない | -u <なし> |
ログインパスワード | なし | -p <なし> |
ログイン後の暗号化 | 無効 | -E |
ネットワークの帯域 | LAN | -x l |
データの圧縮 | 有効 | -z |
ビットマップキャッシュ | 有効 | -P |
音声のリダイレクト | 有効 | -r sound:local:alsa:default |
キーボード配列 | 日本語 | -k ja |
USBディスクのリダイレクト | 有効 | -r disk:usb=/media/usb/ |
-g 1920x1080 -f -E -x l -z -P -r sound:local:alsa:default -k ja ↓以下の通り変更し、赤文字の部分を追記し、保存します。 -g 1920x1080 -f -E -x l -z -P -r sound:local:alsa:default -k ja -r disk:usb=/media/usb/ |
◆設定終了◆
◆USBメモリなどの大容量記憶装置の利用◆
リモートデスクトップのWindowsのコンピュータに、以下の通りUSBフォルダがあります。
これをクリックすると、Raspberry Pi 2のUSBポートに接続したUSBメモリの内容が表示され、読み書きできます。
もちろん、以下の通り、日本語のファイルの読み書きも出来ます。
※日本語ファイル名が文字化けする場合は、このページのレシピでデフォルトの文字コードを「C.UTF-8」に変更した箇所を再度確認して試してください。