Linux活用レシピ > 家電の制作 > Amazonプライム・ビデオをRaspberry PiとKodiを使ってリビングのテレビで見る方法
このページでは、映画・ドラマ・アニメが見放題の「Amazonプライム・ビデオ」をRaspberry PiとKodiを使ってリビングのテレビで見る方法を紹介します。


Amazonプライム・ビデオをラズパイを使いTVで見る方法
Raspbianの設定

RaspbianのGPU用のメモリ割り当て変更

    ここまでで準備した「RaspberryPi」に、モニタ・ケーブル類を接続し、OS「Raspbian」が入ったmicroSDカードを挿して、電源を入れて起動します。

    「Raspbian」でまずはGPU用のメモリ割り当てを、デフォルトの64から264に変更します。







    設定はターミナルを使って行います。

    まず、Raspbianのメニューから赤枠の部分をクリックしてターミナルを起動します。

    ここで、以下の通り「raspi-config」を使って設定をしていきます。
    pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config[ENTER]
    

    以下の画面が表示されます。

    Advanced Optionsを選択し[ENTER]キーを押します。

    以下の画面になります。

    Memory Splitを選択し[ENTER]キーを押します。

    以下の「How much memory (MB) should the GPU have?」画面になります。

    ここで、以下の通り「256」と入力し、[ENTER]キーを押します。

    最初の画面に戻りますので、[ESC]キーで終了します。

    元のコンソールに戻れば完了です。
    pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config
    pi@raspberrypi:~ $
    

    以下の通り「sudo reboot」コマンドで再起動して、設定を反映してください。
    pi@raspberrypi:~ $ sudo reboot[ENTER]
    


Raspbianの無線設定

    Raspbianの無線設定を行っておくと、リビングのテレビにつないでAmazonプライム・ビデオを視聴するときに、Raspberry PiにつながるのはHDMIケーブルとAC電源のみになりますので、配線がすっきりします。

    ここでは、作成した「Raspbian日本語版」でRaspberry Piを無線アクセスポイントへ接続するための設定方法を紹介します。


    ※無線デバイスが内蔵されているのは「RaspberryPi3」以降のモデルですので、ご注意ください。


    まずは、起動後のデスクトップ画面です。右上にネットワークの接続アイコンがあります。


    以下が拡大した画面です。


    ここをクリックすると、WiFiの状態が確認できて、以下の通り「Turn Off Wifi」と表示されているとWiFiは有効です。
    また、近くにWiFiのアクセスポイントがあると、以下の通り鍵マークでアクセスポイントが表示されます。


    逆に、以下の通り表示されているとWiFiは無効ですので、「Turn On Wifi」をクリックして有効にしてください。


    次に、無線の接続設定を「/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf」に書き込みます。
    まず、デスクトップ画面の上のメニューからコンソールを起動します。

    pi@raspberrypi:~ $ 

    以下の通りviエディタで、「/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf」を編集します。
    pi@raspberrypi:~ $ sudo vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
    以下の通り「/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf」の中身が表示されます。
    ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
    update_config=1
    country=JP    -->JPになっていない場合はこのように編集
    

    ここで無線の設定を入れていきます。
    以下はWPAで、SSIDとパスフレーズを入れる場合の書式です。
    「network={」から
    「}」までを追記します。
    ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
    update_config=1
    country=JP
    network={
        ssid="<SSID>"
        psk="パスフレーズ(平文)"
    }
    
    例えば、ssidが「linuxmemo」で、パスフレーズが「77196b83b3be536888eb20aab52e632c6f4e2e9c089eecc0a06651f5090af185」の場合は、以下の通りになります。
    ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
    update_config=1
    country=JP
    network={
        ssid="linuxmemo"
        psk=77196b83b3be536888eb20aab52e632c6f4e2e9c089eecc0a06651f5090af185
    }
    

    以下はステルスモードで、SSIDしか設定がなく、セキュリティなしの場合の入力書式です。
    「network={」から
    「}」までを追記します。
    ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
    update_config=1
    country=JP
    network={
        scan_ssid=1
        ssid="<SSID>"
        key_mgmt=NONE
    }
    
    ※セキュリティが非常に甘くなりますので、接続テストだけで使うようにしてください。

    例えば、ステルスモードでssidが「linuxmemo」、セキュリティなしの場合は、以下の通りになります。
    ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
    update_config=1
    country=JP
    network={
        scan_ssid=1
        ssid="linuxmemo"
        key_mgmt=NONE
    }
    
    ※セキュリティが非常に甘くなりますので、接続テストだけで使うようにしてください。


    後は、再起動すれば、無線につながるはずです。
    無事つながっていれば、デスクトップ画面の右上にあるネットワークの接続アイコンが、以下のように無線接続の表示に変わります。


    いかがでしょうか。以上でRaspbianの無線へ接続するための設定は終了です。
    LANケーブルを外して、続きの設定は無線でもできます。


以上でRaspbianの設定は完了です。