Linux活用レシピ > 家電の制作 > Amazonプライム・ビデオをRaspberry PiとKodiを使ってリビングのテレビで見る方法
このページでは、映画・ドラマ・アニメが見放題の「Amazonプライム・ビデオ」をRaspberry PiとKodiを使ってリビングのテレビで見る方法を紹介します。


Amazonプライム・ビデオをラズパイを使いTVで見る方法
KodiへAmazonプライム・ビデオのアドオンを入れる

Amazonプライム・ビデオのアドオンの導入

    ここまでで、「Kodi」の自動起動と日本語化ができました。
    ここからは、いよいよDAZNのアドオンを導入します。

    まず最初は日本語表記になっている「Kodi」のトップ画面から。以下の通り「アドオン」を選択します。

    以下の通り、「アドオン」画面が表示されますので、箱のマークを選択します。

    以下の通り「 アドオン / アドオンブラウザー 」画面が表示されます。

    ここで「 zipファイルからインストール 」を選択します。

    以下の通り「不明なソースからのアドオンのインストールは無効にされています」画面が表示されます。

    以下の通り「設定」を選択します。

    すると「不明なソース」設定画面が表示されます。

    「不明なソース」設定変更を行おうとすると、以下の通り警告画面が表示されます。

    警告メッセージを確認し、内容に問題なければ以下の通り「はい」を選択します。

    「不明なソース」設定画面に戻ります。

    もう一度「 アドオン / アドオンブラウザー 」画面に戻り、「zipファイルからインストール」を選択します。

    「zipファイルからインストール」画面が表示されます。

    ここで「ルートファイルシステム」を選択します。

    以下の通りディレクトリ一覧が表示されますので「addons」を選択します。

    以下の通り「repository.sandmann79.plugins-<バージョン番号>.zip」を選択します。

    もう一度「 アドオン / アドオンブラウザー 」画面に戻りますので、今度は「リポジトリからインストール」を選択します。

    リポジトリの一覧が表示されますので、以下の通り「Sandmann79s Repository」を選択します。

    以下の通り「Sandmann79s Repository」の中身が表示されます。

    以下の通り「ビデオ アドオン」を選択します。

    以下の通り「ビデオ アドオン」の中身が表示されます。

    ここでようやく「Amazon VOD」が表示されますので選択します。

    「Amazon VOD」アドオンの画面になりますので、「インストール」を選択します。

    追加のアドオンのをインストールするか確認を求められますので、「OK」を選択します。

    以下の通り「アドオン / ビデオアドオン」画面に戻り、「Amazon VOD」のアドオン部分が「インストールしています XX%」とステータス表示に変わります。

    ※追加のアドオンはたくさんあり、中にはインストールが失敗するものもあるのですが、その場合でももう一度やり直すと成功しますので、成功するまで「Amazon VOD」アドオンの画面で、「インストール」を選択し追加のアドオンをすべて入れきってください。

    以下の通り、「Amazon VOD」のアドオンの先頭にチェックマークがつけば、インストールができています。

    ここからは「Amazon VOD」のアドオンの初期設定を行います。
    以下の通り最初の画面に「ESC」キーで戻って、「アドオン」メニューの中に「Amazon VOD」のアドオンがあることを確認します。

    以下の通り「Amazon VOD」のアドオンのアイコンの上にマウスカーソルを合わせ、右クリックします。

    以下の通り「設定」を選択します。

    「Amazon VOD」の設定画面が表示されますので、

    「Connection」を選択します。

    以下の通り「Region」を「Japan」に変えます。

    次に「Sign In」を選択します。

    以下の通り「Email Address」を求められますので、Amazonプライム会員で登録しているメールアドレスを、入力します。

    ※事前にAmazonプライム会員の登録が必要ですので、ご注意ください。

    そして「パスワード」を求められますので、Amazonプライム会員で登録しているメールアドレスに対するパスワードを入力します。

    認証が通れば、以下の通り「Login successful」と表示されます。

    最初の画面に戻りますので「Amazon VOD」を選択します。

    「Amazon VOD」に接続している表示があり、

    「Amazonプライム・ビデオ」のメニューが表示されます。

    さて、ここからもう少し「Amazonプライム・ビデオ」を見るにはモジュールが必要です。
    モジュールは、実際の映像コンテンツを最初に開いた際に、インストールされていきます。
    ここから、以下の通り「鬼滅の刃」を検索し、その映像コンテンツを開く際に、インストールが始まる様子で説明します。
    まず「Search」を選択します。

    検索画面が表示されますので「鬼滅の刃」をローマ字表記し先頭の「kimetsu」で検索します。



    以下の通り検索できましたので、「鬼滅の刃 Season 1」を選択します。



    「鬼滅の刃 Season 1」の第一話からずらりと映像コンテンツが表示されますので、第一話を選択します。



    ここで、「inputstream.avaptive」を有効にする必要があるメッセージが表示されますので「はい」を選択します。

    ※ここでエラーになる場合は、「Kodi導入」のステップでapt-getでインストールした「kodi-pvr-hts」「kodi-inputstream-adaptive」「kodi-inputstream-rtmp」のいずれかが、インストールできていない可能性がありますので、もう一度そのステップを確認してみてください。

    続いて「Widevine CDM is required」画面が表示されます。

    以下の通り「Install Widevine」を選択します。

    さらに「Information」が表示され、「Widevine CDMはChrome OSのリカバリイメージから抽出する必要があり、その作業には2Gバイトのディスクスペースが必要」と、表示されます。
    こちらも、以下の通り「はい」を選択し、処理を進めます。

    ※8Gバイト以下のSDカードの場合は、この処理が空き容量がなく出来ません。これまでに説明した通り16Gバイト以上のSDメモリカードで作業することが、このレシピでは必要です。

    さらに「Widevine CDM EULA」(使用許諾契約)が表示されます。
    以下の通り「I accept」を選択して、処理を進めます。

    次にroot権限で処理されるコマンドが表示されます。
    以下の通り「I accept」を選択して、処理を進めます。

    すると、以下の通りChrome OS のリカバリイメージのダウンロードが始まります。

    ※ネットワーク環境にもよりますが、10分はかかります。

    ダウンロードが終われば、以下の通り次の処理に10分程度かかるメッセージが表示されます。



    処理が終われば、第一話が始まります。



    ※2020/04/18時点のアドオンでは、ここで動画が再生されず、映像コンテンツのタイトルの一覧表示に戻ってしまう現象に遭遇します。その場合は、一度システムを再起動すると再生されるようになり、その後の利用では再起動しないと見れない現象は発生しません。

    以上で一通りの設定は完了しました。あとはリビングのテレビにRaspberry Piを付け替えるだけです。
    一旦「Kodi」を終了しましょう。
    終了はひたすら「ESC」キーを押し、以下の最初の画面まで戻ります。

    ここで、以下の通り電源マークにカーソルを合わせ選択すると、

    以下の通り「電源オプション」が表示されるので、

    以下の通り「システムの電源を切る」を選択すると、Kodiが終了し、Raspberry Piの電源が切れます。

    なお、ここで、「システムの電源を切る」ではなく「終了」を選択すると、
    以下の通り、Raspbianに戻ります。