Linux活用レシピ > 会社で活用 > ラズパイにRockyLinuxをインストール
このページでは、「Raspberry Pi」に2021/12/31でサポート終了のCentOS8の移行先として有力なRockyLinuxをインストールするレシピを紹介します。


省電力なRocky Linux日本語版サーバーを作成
必要ハード

Raspberry Pi 本体

    まずは、Raspberry Piラズベリーパイ)です。
    モデルは64ビットで動作するRaspberry Pi 3 Model B以降が必要です。

    Raspberry Pi 3 Model B
    Raspberry Pi 4 Model B
    で動作確認済です。

記憶媒体

    16Gバイト以上のmicroSDメモリーカードを準備します。

    Raspberry Piは、OSをmicroSDメモリカードにインストールして、それを本体に挿入して使います。

    サイズは8Gバイトあれば、「Rocky Linux」が入りますが、様々なアプリを入れると少しオーバー気味になりますので16Gあれば安心です。

    microSDカード
    16Gバイト以上

ケーブル類

    1. 電源ケーブル

    Raspberry Piの電源は、スマートフォン充電器で使われている、5V 1.5〜2A の電流をUSBケーブルに出力できるACアダプタを使います。
    「Raspberry Pi 3 Model B」はmicroUSB B端子、「Raspberry Pi 4 Model B」以降は microUSB Type-C端子の電源を使います。

    注意!
    ACアダプタの中には、電流が1.2A未満のものがあります。その場合OSが起動できず、画面がカラー表示で止まることがあります。
    microUSB B端子を拡大したものが、右の写真です。
    microUSB Type-C端子を拡大したものが、右の写真です。
    2. モニタケーブル

    モニタケーブルは、HDMIケーブルまたは、モニタ側がDVIインターフェイスしかない場合は、HDMIとDVIの変換ケーブルを用意してください。
    なお、「Raspberry Pi 4 Model B」以降はMicro-HDMIとなっていますので、変換ケーブルも必要に応じて入手してください。
    HDMI端子を拡大したものが、右の写真です。
    HDMIとMicro-HDMIの変換ケーブルは「Raspberry Pi 4 Model B」以降は必要に応じて入手を検討してください。
    3. LANケーブル

    LANケーブルは、「Raspberry Pi」からインターネットに接続するのに必要となります。
    なお、「Raspberry Pi 3 Model B」以降は無線LANが内蔵されていますので、無線を利用される場合は不要です。
    4. 入力インターフェイス

    入力インターフェイスとして、USBキーボードとUSBマウスを準備してください。ほとんどのものは認識します。