Linux活用レシピ > 家電の制作 > DAZNをRaspberry PiとKodiを使ってリビングのテレビで見る方法
このページでは、インターネット配信のスポーツ専門TV「DAZN」をRaspberry PiとKodiを使ってリビングのテレビで見る方法を紹介します。


DAZNをRaspberry Piを使いリビングのTVで見る方法
DAZNを高画質で録画する

HDMIキャプチャーを使ってDAZNを高画質で録画する

    ここまでで、DAZNがリビングのテレビで見れましたでしょうか。
    このページではHDMIキャプチャーを使い、DAZNを録画する方法を紹介します!

    このレシピで必要な機材はこれ、HDMIキャプチャー(I-O DATA GV-HDREC)です。

    これをRaspberry PiとTVの間にはさみ込んで録画します。

    接続はこのようになります。
    |RaspberryPi|<----HDMI---->|HDMIキャプチャ|<---HDMI--->|TV|
    

    TVには以下のように、HDMIから出力される映像に操作画面をオーバーレイで表示してくれます。

    あとは、TVのリモコンでDAZNのコンテンツを選んで再生し、HDMIキャプチャーの赤表示されている「開始/停止」ボタンで録画開始・停止できます。

    DAZNの録画は、パソコンにソフトをインストールしたり、ブラウザのアドオンを入れる方法が紹介されていますが、PCの画像処理性能が悪い場合、コマ落ちが多かったり音声が途切れる場合があり、納得のいく録画ができない場合が多いと思います。

    Raspberry PiとHDMIキャプチャーを使えば、高画質のスムーズな映像が録画できますので、非常におすすめです。

    実際に動きの速いF1中継の録画でも高画質でコマ落ちなく取得できます。

    ただ、高画質録画された動画ファイルは性能の良いデバイスで再生しないと、音声が遅れたり、カクカク表示になったりします。こんな場合正しく録画できていないのでは?と疑ってしまいますが、きちんと録画はできていますので、処理速度の速いPCやスマートフォンで再生してください。

    あと、高画質録画(1080/60p)をSDカードに行う場合は、SDカードのスピードクラスは6以上のものが必要です。

    また、保存するデバイスのフォーマット形式は「exFAT」が推奨です。購入時に「FAT32」の場合は「exFAT」にフォーマットしなおしておくことをお勧めします。なぜならFAT32はファイルシステムの特性上、4GB以上のファイルを保存することができません。このため録画中に保存ファイルが4GBに到達すると自動的に録画が止まうからです。


    以上で、DAZNの高画質録画が可能です。