Linux活用レシピ > 家電の制作 > RaspberryPiでライブストリーミング環境を構成 | |
このページでは、「RaspberryPi」と、それで動作するOS「Raspbian」で、安価にリアルタイム動画を配信する環境(ライブストリーミング環境)を構成するレシピを紹介します。 |
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└ 説明 準備 ├ ハードウェア ├ Raspbian日本語 ├ 配信サーバ └ 無線設定 動画配信 ├ ライブ配信 ├ YouTubeLive └ LiveTool 製品 このレシピで利用した「ラズベリーパイ(Raspberry Pi)OS Raspbian 日本語版(LibreOffice付) 16G」\1900 は以下の販売チャネルで。 |
はじめに
◆RaspberryPiを使ったライブストリーミング環境の製作◆ |
「カメラメニュー機能」 |
接続されたWebカメラの「解像度」「フレームレート」をリストから簡単に選べます。 |
「ストリーミングサービスへのダイレクト配信機能」 |
「ストリームキー」と「ストリームURL」を指定し、「RTMP」方式でストリーミングサービスへ動画をダイレクト配信できます。 |
「再配信機能」 |
配信中の配信プロセスの監視を行い、万一配信プロセスに停止が発生した場合でも、配信プロセスを再開できます。 |
「配信の設定保存機能」 |
設定したWebカメラの「解像度」「フレームレート」、「ストリームキー」と「ストリームURL」の設定値を保存でき、次回利用時はその値を自動で読み込んで設定します。 |
「起動時の自動配信機能」 |
万一停電で電源が落ちたとしても、復電後に自動的にストリーミングサービスへ動画配信が再開できます。 |
pi@raspberrypi:~ $ wget https://linux-memo.net/kaden/src/streaming.py[ENTER] |
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get update[ENTER] pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install ffmpeg[ENTER] |
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install \ python3 python3-pip python3-tk[ENTER] |
pi@raspberrypi:~ $ python3 -m pip install python-crontab[ENTER] |
pi@raspberrypi:~ $ mkdir -p ~/.config/autostart[ENTER] |
自動起動に必要なファイルを作成します。
pi@raspberrypi:~ $ sudo vi ~/.config/autostart/streaming.desktop[ENTER] |
ファイルには以下の通り記述し、保存します。
[Desktop Entry] Type=Application Name[ja]=streaming Exec=/usr/bin/python3 /home/pi/streaming.py |
以上で自動起動設定は完了です。以下の通り入力して、再起動すると。
pi@raspberrypi:~ $ sudo reboot[ENTER] |
以下の通り、自動的に「Live配信支援ツール」が起動してきます。
以上でRaspberryPi環境の準備は完了です。
次に前回配信を行ったことがあると「前回の設定を利用して新しい配信を作成」が表示されるので、「新しいライブ配信」または「コピーして作成」を選択します。
すると、以下のように配信の編集があり、特に赤枠の部分を「非公開」にしておくと自分自身がだけが見れる生放送になります。
必要な設定を行い、保存ボタンをクリックすると、
以下の通り、ストリーミングの待ち受け画面になります。
以上でYoutube側の準備は完了です。
なお、画面の
青色の□で囲んだ部分が「4.ストリームキー」、
赤色の□で囲んだ部分が「5.ストリームURL」で、Live配信支援ツールのそれぞれの場所に貼り付け配信します。
pi@raspberrypi:~ $ python3 ./streaming.py[ENTER] |