Linux活用レシピ > 家電の制作 > RaspberryPiでライブストリーミング環境を構成
このページでは、「RaspberryPi」と、それで動作するOS「Raspbian」で、安価にリアルタイム動画を配信する環境(ライブストリーミング環境)を構成するレシピを紹介します。


RaspberryPiを使ったライブストリーミング環境の製作
Raspberry Piでのライブ配信サーバー配信方法


ここまでのレシピでRaspberry PiをRaspbianで動作させ、そのうえでNginxでWebサーバーをストリーミング配信できる環境を構築しました。

ここでは、その環境でライブ配信する方法を紹介します。


    1. 配信開始(スクリプトの実行)

    配信を開始するのは、コンソールをオープンし、以下の準備済みのスクリプトを実行することで開始できます。
    pi@raspberrypi:~ $ ~/scripts/streaming-start.sh[ENTER]

    これでストリーミングが開始できています。ブラウザで
    「http://raspberrypiのIPアドレス:8090/」
    に接続してください。

    少し遅延はあるもののきれいにストリーミング配信されているかと思います。


    2. 配信停止(スクリプトの停止)

    配信を停止するのは、コンソールをオープンし、以下の準備済みのスクリプトを実行することで停止できます。
    pi@raspberrypi:~ $ ~/scripts/streaming-stop.sh[ENTER]

    これでストリーミングが停止されます。