Linux活用レシピ > 会社で活用 > ラズパイで作る省電力WOLServer
このページでは、「Raspberry Pi」に、「Python」、「Nginx」、「uWSGI+Django」を入れて、省電力なWOLServer(WakeOnLANサーバー)を作成するレシピを紹介します。

省電力なWOLServer(WakeOnLANサーバー)を作成
利用イメージ

    ここでは、作成した「WakeOnLANサーバー」を使っている様子を紹介します。


    まずは、ブラウザで新規登録画面に接続し、WakeOnLANさせたいパソコンの登録画面に接続します。

    この時、RaspberryPiのIPアドレスやホスト名の後に「:8000」を入力してポート番号を指定し、「/new」ページに接続してください。

    例えば、WOLServerを構成したRaspberryPiのIPアドレスが「192.168.1.100」の場合、URLは以下のようになります。

      http://192.168.1.100:8000/new


    接続すると、以下の画面が表示されますので、
    各項目を以下の通り入力していき、すべて入力できれば、「Submit」ボタンで登録できます。
    Name任意のパソコンの名前です。日本語でもよいです。
    IP AddressパソコンのIPアドレスです。WOL発信後にpingをかけて起動確認をするようです。
    MAC Address (00:00:00:00:00:00)パソコンのMACアドレスです、このアドレスへのマジックパケットを送信します。
    Site Password事前に設定しているパスワードです、システムの環境変数HASHで登録したおおもとのパスワードで、これが一致しないと登録させてもらえません。


    登録したパソコンは、以下のURLにある「Remote Wake On Lan」ページにエントリされます。
    WOLServerを構成したRaspberryPiのIPアドレスが「192.168.1.100」の場合、URLは以下のようになります。
      http://192.168.1.100:8000/



    登録したパソコンの名前を選択し、パスワードを入力したうえで、「WakeUp」ボタンをクリックすると、そのパソコンを起動できます。
    Select a ComputerWakeUpさせたいパソコンの名前を選択します。
    Site Password事前に設定しているパスワードです、システムの環境変数HASHで登録したおおもとのパスワードで、これが一致しないとWakeUpさせてもらえません。


    以上が操作画面になります。シンプル設計となっていますので、Pythonプログラムに自信のある方は、カスタマイズして利用ください。