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このページでは、「Raspberry Pi」と、それで動作するOS「Raspbian」で、クラウドの仮想デスクトップサービスを利用し、使い捨てのデスクトップ環境(使い捨てPC)を実現するレシピを紹介します。 |
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└ 説明 準備 ├ ハードウェア ├ Raspbian日本語 └ 無線設定 VDIサービス └ さくらのVPS 製品 このレシピで作成した「日本語版 Rapbian (LibreOffice付) インストール済SDカード」\1800 は以下の販売チャネルで。 |
はじめに
◆使い捨てのデスクトップ環境◆
ここでは、Raspberry Pi のOS「Raspbian」をダウンロードしてRaspbianを日本語化し、リモートデスクトップソフト「Remmina」をインストールするレシピを紹介します。
以上で、パソコンの準備は完了です。いよいよカスタマイズを始めます。
電源を入れて起動します。 起動画面は以下のようになります。 以下のデスクトップ画面になれば、起動は完了です。
デスクトップ画面の上のメニューから以下の通りコンソールを起動します。 以下のコマンドで、リポジトリを最新にします。
次に、以下のコマンドで、必要モジュールをインストールします。
コンソールが返ってくれば必要モジュールをインストールは完了です。
デスクトップ画面の上のメニューから以下の通り「Preference」-「Raspberry Pi Configuration」を選択します。
以下の通り「Raspberry Pi Configuration」が起動しますので、「Localisation」タブをクリックします。
以下の通り「Localisation」画面で「Set Locale」ボタンをクリックし、「Local」画面を表示させます。
「Local」画面では、以下の通り「Language」を「ja (Japanese)」、「Country」を「JP (Japan)」、「Character Set」を「UTF-8」に設定し、「OK」ボタンをクリックします。
次に、「Localisation」画面に戻りますので、「Set Timezone」ボタンで、以下の通り「Timezone」画面を表示します。
「Timezone」画面では、以下の通り「Area」を「Asia」、「Location」を「Tokyo」に設定し、「OK」ボタンをクリックします。
次に、「Localisation」画面に戻りますので、「Set Kebord」ボタンで、以下の通り「Keybord Layout」画面を表示します。
「Keybord Layout」画面では、以下の通り接続しているキーボードを選択します。通常は「109」キーボードを使われているかと思いますので、「Japanese(OADG 109A)」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
次に、「Localisation」画面に戻りますので、「Set WiFi Country」ボタンをクリックします。
「Set WiFi Country」画面では、以下の通り「JP Japan」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
最後に、「Localisation」画面で「OK」ボタンをクリックすると、以下の通り再起動を促すメッセージが表示されますので「Yes」ボタンをクリックし、再起動します。
再起動すると、以下の通り日本語化されたRaspbianが起動します。
デスクトップ画面の上のメニューから再びコンソールを起動します。
以下のコマンドで、リモートデスクトップソフト「Remmina」が導入できます。
これでクラウドの仮想デスクトップサービスに接続するための、デバイスの準備ができました。
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