Linux活用レシピ > 仮想通貨に活用 > RaspberryPiで仮想通貨の自動取引システムを作る | |
このページでは、「Raspberry Pi」と、それで動作するOS「Raspbian」を利用して、低電力の仮想通貨の自動取引システム(自動取引bot)を作る方法を紹介します。 |
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└ 説明 準備 ├ ハードウェア ├ 開発環境準備 └ 取引所準備 取引 ├ バックテスト ├ APIの確認 └ 自動取引 製品 このレシピで作成した「日本語版 Rapbian (LibreOffice付) インストール済SDカード」\1800 は以下の販売チャネルで。 |
はじめに
◆RaspberryPiで自動取引システム(自動取引bot)を作る◆ |
まずは、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)を、購入しましょう。
モデルが新しいほど処理速度は速く、シグナル(プログラムに買うか売るかのトレードの判断指標になる取引ルール)が出た場合の売買がより速く処理でき、チャンスを逃すリスクが低減します。
またバックテスト(過去の売買記録をもとにしたシグナルのシミュレーション)の処理時間が早くなり、シグナルを効率よくより短時間で検討できます。
このレシピ作成時点ではRaspberry Pi 4まで販売されてます。なお、 |
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モデル | Raspberry Pi 4 Model B |
モデル | Raspberry Pi 3 Model B |
モデル | Raspberry Pi 2 Model B |
モデル | Raspberry Pi 1 Model B |
16Gバイト以上のmicroSDメモリーカードを準備します。
Raspberry Piは、OSをmicroSDメモリカードにインストールして、それを本体に挿入して使います。 |
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microSDカード | 4Gバイト以上 |
1. 電源ケーブル Raspberry Piの電源は、スマートフォン充電器で使われている、5V 1.5〜2A の電流をUSBケーブルに出力できるACアダプタを使います。 「Raspberry Pi 3 Model B」以前はmicroUSB B端子、「Raspberry Pi 4 Model B」以降は microUSB Type-C端子の電源を使います。 |
注意! ACアダプタの中には、電流が1.2A未満のものがあります。その場合「Raspberry Pi 1 Model B」は大丈夫ですが、「Raspberry Pi 2 Model B」以降はOSが起動できず、画面がカラー表示で止まることがあります。 |
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microUSB B端子を拡大したものが、右の写真です。 | ||
microUSB Type-C端子を拡大したものが、右の写真です。 |
2. モニタケーブル モニタケーブルは、HDMIケーブルまたは、モニタ側がDVIインターフェイスしかない場合は、HDMIとDVIの変換ケーブルを用意してください。 なお、「Raspberry Pi 4 Model B」以降はMicro-HDMIとなっていますので、変換ケーブルも必要に応じて入手してください。 |
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HDMI端子を拡大したものが、右の写真です。 | ||
HDMIとMicro-HDMIの変換ケーブルは「Raspberry Pi 4 Model B」以降は必要に応じて入手を検討してください。 |
3. LANケーブル LANケーブルは、「Raspberry Pi」からインターネットに接続するのに必要となります。 なお、「Raspberry Pi 3 Model B」以降は無線LANが内蔵されていますので、無線を利用される場合は不要です。 |
4. 入力インターフェイス 入力インターフェイスとして、USBキーボードとUSBマウスを準備してください。ほとんどのものは認識します。 |