Linux活用レシピ > KNOPPIXの活用 > 帯域制御装置の作成 | ||||||||||||||
└説明 準備 └KNOPPIX 帯域制御 ├遅延生成 ├パケットロス生成 ├帯域(速度)制限 └それらの組合せ 製品 各種 「KNOPPIX日本語版」 \580〜 は以下の販売チャネルで。 |
はじめに
◆帯域制御装置の準備◆
1. 「KNOPPIX」のCD/DVD作成
ちなみにこの手順は「KNOPPIX7.7.1日本語版」を用いて作成しております。おそらくこれより新しいバージョンでも互換はあると思いますが、十分テストしてご利用ください。
2. NICが2つあるパソコン(帯域制御PC)の準備
この以下帯域制御PCがネットワークスイッチのような動作をして、中継するパケットを制御し、帯域制御装置として働きます。
3. BIOSの設定帯域制御PCがCD/DVDから起動できるようBIOSの設定を行います。
4. KNOPPIXの起動帯域制御PCを、KNOPPIXで起動します。
5. ブリッジユーティリティのインストールブリッジユーティリティをインストールしますので、帯域制御PCのどちらか一方のNICにインターネットへ出れるブロードバンドルータを接続します。
以下の通りターミナルが起動します。
次に、以下のコマンドで「root」ユーザに変更します。
6. ブリッジの作成最後に2ポートのネットワークスイッチのような動作になるように、2つのNICでブリッジを作ってパケットを通過させるよう構成します。
通常2つのNICが搭載されたパソコンをKNOPPIXで起動すると、NICのインターフェイス名は認識された順番で eth0 と eth1 でデバイス名が割り当てられますが、そうでない場合は「ifconfig」コマンドであらかじめNICのデバイス名を確認しておいてください。 ブリッジが作成できているかどうかは以下のコマンド brctl show で確認できます。
7. 帯域制御PCの接続
帯域制御PCはネットワークスイッチのようにレイヤ2で動作しますので、各装置のネットワークのIPアドレスの設定等変更する必要はありません。
以上で準備は完了です。 |
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