Linux活用レシピ > KNOPPIXの活用 > HDDの複製
このページでは、日本語版KNOPPIXを使ってHDDを丸ごと別のHDDに複製するレシピを紹介します。壊れたテレビ録画HDDを別のHDDに複製し、録画データの損害を最小限に抑えた事例です。

KNOPPIXによる録画用HDDの記録容量拡張

ここではKNOPPIXを使って引越した「引越先HDD」の未使用領域を拡張し、これまでの録画番組も残しつつ、空き容量を増やす手順を紹介します。

  1. まずはDVDやUSBメモリにインストールされたKNOPPIXでパソコンを起動します。


  2. 以下の通り「引越元HDD」「引越先HDD」が接続れている状況で説明します。

    「引越元HDD」「デバイス名:/dev/sdb」

    「引越先HDD」「デバイス名:/dev/sdc」


    「引越元HDD」より「引越先HDD」が記録容量が大きい場合、引越直後は以下の通り、「引越先HDD」の後ろに未使用領域(「未割り当て」領域)があります。



    そこで、以下の流れで拡張していきます。

  3. まず、「メニュー」から「システムツール」-「GParted」を選択します。


  4. 「GParted」が起動できれば、内蔵HDDの内容が最初に表示されます。


  5. ここで以下の通りデバイスを「引越先HDD」の「/dev/sdc」を選択します。


  6. すると「引越先HDD」の内容が以下の通り表示されます。後ろに空き領域があるのがわかります。


  7. 以下の通り、拡張したい録画番組が入っているパーティションを選び、左上のサイズ変更ボタンをクリックします。


  8. すると、以下の通りリサイズの画面が表示されますので、マウスで矢印の方向に拡張します。


  9. 右へめいっぱい拡張できれば、以下の通り「リサイズ/移動」ボタンをクリックします。


  10. 元の画面に戻りますが、ここでまだ完了ではありません。以下の通り「緑のチェックマーク」ですべての変更をHDDに適用します。


    エラーなく、拡張ができれば未使用領域を拡張は完了です。

    注意!もし拡張中に「V1 inodes unsupported. Please try an older xfsporgs」というようなエラーが出る場合は、古いレグザのテレビを利用されており、古いxfsフォーマットで録画用HDDが構成されていると考えられます。

    その場合は、以下の手順で「xfs repair 2.9.4」をインストールして、もう一度上記手順を実施し、拡張できるか確認してください。
    デスクトップ左下の以下のターミナルアイコンをクリックしてください。

    すると、以下の通りターミナルが起動します。
    knoppix@Microknoppix:~$
    
    次に、以下のコマンドで「xfs repair 2.9.4」のバイナリを入手します。
    knoppix@Microknoppix:~$ wget \
    http://launchpadlibrarian.net/10293749/xfsprogs_2.9.4-2_i386.deb [ENTER]
    
    ダウンロードできれば、以下のコマンドでインストールを行います。
    knoppix@Microknoppix:~$ sudo dpkg -i xfsprogs_2.9.4-2_i386.deb [ENTER]