Linux活用レシピ > KNOPPIXの活用 > HDDの修復
このページでは、日本語版KNOPPIXを使ってHDDを修復するレシピを紹介します。壊れたテレビ録画HDDを修復し、録画データの損害を最小限に抑えた事例です。
■はじめに■
└ 説明

■準備■
├ KNOPPIX
└ HDD複製

■手順■
└ 修復手順


■製品■
このレシピで利用した

「KNOPPIX 9.1 日本語版 DVD (LibreOffice付) 」\1080 や

「日本語版KNOPPIX9.1 インストール済み USBメモリ 16G（LibreOffice付）」\2,000は、以下の販売チャネルで。

◆KNOPPIXを使ったHDDの修復について◆

    このページでは、KNOPPIXを使い「xfs_repair」というツールを実行し、HDDを修復するレシピを紹介します。

    Windowsでは扱えないXFSでフォーマットされたHDDは、ファイルシステムが正常にアンマウントされなかった場合など、まれにジャーナル・ログが破損する問題が発生してHDDが利用できなくなる場合があります。

    特に、東芝 REGZA〈レグザ〉をはじめとするテレビに接続して、録画用にフォーマットされたHDDや、NAS製品のHDDはXFSフォーマットを採用されている場合が多く、この問題に直面した時に対応に戸惑うと思います。

    具体的には、東芝 REGZA〈レグザ〉においては、ある日、TVをつけると突然、

      新しいUSBハードディスクを検出しました。
      登録を行いますか？
      登録時にハードディスクは初期化されます。

    と表示され、これまで使っていた録画用HDDが急に新規HDDと誤認識されてしまうことがあります。

    この時、ほぼジャーナル・ログが破損する問題が発生していると考えられますので、上記「登録を行いますか？」は「いいえ」を選択し、まずは落ち着いて、せっかく録画した番組のためにも、希望を捨てずこのレシピを片手に修復に挑んでいただければと思います。