RaspberryPiにTerraformを入れてAWSを自動制御
◆AWS準備について◆
まずはAWS側の準備になります。具体的にはRaspberryPiにインストールしたTerraformがAWSに接続する際に利用するユーザ「IAM ユーザー」をAWSに作成する内容になります。
◆手順◆
- AWSにログインしてサービス一覧を表示し、「セキュリティ、 アイデンティティ、 コンプライアンス」にある「AIM」をクリックします。
- 以下の通り「Identity and Access Managementへようこそ」画面が表示されます。
- ここで画面左の「グループ」をクリックし、「新しいグループの作成」ボタンが表示されますのでそれをクリックし、TerraformがAWSの接続に使用するユーザー「IAM ユーザー」が所属するグループをまず作成します。
- 「グループ名」の入力ボックスが表示されますので、任意の名前を入力します。
- このレシピでは「グループ名」は、「admin」としてみました。
- 「グループ名」が入力できれば「次のステップ」ボタンをクリックし、以下の「ポリシーのアタッチ」を表示させます。
- このレシピでは「ポリシーのアタッチ」について「AdministratorAccess」にチェックを入れ「次のステップ」ボタンをクリックしました。
- 最後に確認画面が表示されますので「グループの作成」ボタンで、グループの作成を行います。
- 「グループの作成」完了すれば、AIMのグループの画面に戻り、新しいグループが作成されていることが確認できます。
- 次に「AIMユーザー」を作成しますので左の「ユーザー」をクリックし、表示された以下の「ユーザーを追加」をクリックします。
- 以下の通り「ユーザー」の追加画面が表示されますので、「ユーザー名」に作成する「AIMユーザー」の名前を入力します。
- このレシピでは「ユーザー名」は以下の通り「linux-admin」にしました。
- 次に「AWSアクセスの種類を選択」については、以下の通り「プログラムによるアクセス」を選択します。
- 次に「次のステップ:アクセス権限」をクリックします。
- 次に追加するユーザーのアクセス権の設定画面が以下の通り表示されます。
- 「ユーザをグループに追加」を選択すると、先ほど作成したグループ名(このレシピでは「admin」)が表示されます。
- 先ほど作成したグループ名(このレシピでは「admin」)を選択します。
- 選択出来れば「次のステップ:確認」を選択します。
- 確認画面が表示されますので、問題ないか確認します。
- 作成するAIMユーザに間違いなければ、以下の「ユーザーの作成」ボタンをクリックします。
- ユーザーが無事作成できれば、以下の通り成功画面が表示されますが。ここが重要です。
- 「アクセスキーID」と「シークレットアクセスキー」がTerraformから接続するときに必要で、この情報を用いることで作成した「AIMユーザー」であることをAWSが認証します。
なので、この情報は非常に重要ですので、控えておき他人に見られないように、安全に保管しましょう。
- 「シークレットアクセスキー」については、以下の通り「表示」をクリックすることで、内容が確認できます。
- 「アクセスキーID」と「シークレットアクセスキー」については、以下の通りCSVでも保管できますので、便利です。
「アクセスキーID」と「シークレットアクセスキー」を保管できれば。「AIMユーザー」の作成は完了で、AWSの準備はできました。
次はRaspberryPiへの「Terraform」準備を行います。
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