Linux活用レシピ > KNOPPIXの活用 > 最新版の日本語化
このページでは、本家より最新のKNOPPIXをダウンロードして、カスタマイズ(リマスタ)を行い、LibreOffice日本語版を含んだ、KNOPPIX日本語DVD版を作成するレシピを紹介します。


カスタマイズ手順


ここでは、本家からダウンロードしたKNOPPIXを使って、実際に日本語版KNOPPIXを作成するレシピを紹介します。

目次



1. パソコンの準備

1-1. BIOSの設定

カスタマイズ用PCがCDから起動できるようBIOSの設定を行います。
  • PCの電源を入れ「Delete」や「F1」等を押してBIOSを起動してください。
  • ※ BIOSの起動についてはPCのマニュアルを見ましょう。マニュアルがない場合はPC電源ON直後に出るメッセージで判断してください。

  • 起動順序はHDDよりCD-ROMが優先になるように以下の例のように設定してください

  • ※ 設定後はSAVEを忘れずに

1-2. 本家KNOPPIXを起動

    カスタマイズ用PCに、本家からダウンロードし作成したKNOPPIX英語版のDVDを入れて、DVDでBOOTします。

    以下の画面が表示されますので、[ENTER]キーを入力してください。

    以下のとおり表示されたらKNOPPIXの起動は完了です。
    もちろん、まだ英語版ですので、ここから日本語化DVDイメージを作成していきます。


1-3. 作業領域の確保

    カスタマイズ用PCのハードディスクに作業領域を作成します。ここではハードディスク全体を1つの作業領域として割り当てます。

    ここから、ターミナルで作業を行いますので、デスクトップ左下の以下のターミナルアイコンをクリックしてください。

    以下の通りターミナルが起動します。
    knoppix@Microknoppix:~$
    

    次に、以下のコマンドでハードディスクのデバイス名を確認します。
    knoppix@Microknoppix:~$ sfdisk -s[ENTER]
    /dev/sda: 120060864
    ^^^^^^^^
    total: 120060864 blocks
    
    この例では接続されているハードディスクが(/dev/sda)というデバイス名であることが分かります。

    次に、領域を確保できるよう、以下のコマンドで「root」ユーザに変更します。
    knoppix@Microknoppix;~$ su - [ENTER]
    root@Microknoppix;~#
    

    次に以下のコマンドでハードディスクの領域を再構成します。コマンド中にはハードディスクのデバイス名を入力している箇所がありますので、上記手順で確認したデバイス名を使用してください。
    root@Microknoppix;~# parted -s /dev/sda mklabel gpt[ENTER]
                                   ^^^^^^^^ まずディスクラベルをGPTでつけます
    root@Microknoppix;~# parted -s /dev/sda unit MB mkpart primary \
                                                    linux-swap 0MB 20GB[ENTER]
                                   ^^^^^^^^ スワップ領域を取ります
    root@Microknoppix;~# parted -s /dev/sda unit MB mkpart primary \
                                                    ext4 20GB 60GB[ENTER]
                                   ^^^^^^^^ リマスタ用作業領域を取ります
    


1-4. 作業領域のフォーマット

    確保したリマスタ用作業領域を以下のコマンドでフォーマットしてください。
    その際コマンド中に入れるデバイス名は上記で確認したデバイス名の後ろに「2」を付与したものとなります。
    root@Microknoppix;~# mkfs -t ext4 /dev/sda2[ENTER]
                                      ^^^^^^^^~

    次に、スワップ領域を以下のコマンドでフォーマットしてください。
    その際コマンド中に入れるデバイス名は上記で確認したデバイス名の後ろに「1」を付与したものとなります。
    root@Microknoppix;~# mkswap /dev/sda1[ENTER]
                                ^^^^^^^^^

1-5. 作業領域のマウント

    確保した作業領域をマウントするためのマウントポイントを以下のコマンドで作成してください。
    その際コマンド中に入れるマウントポイントは上記で確認したデバイス名の「dev」を「media」に変え、後ろに「2」を付与したものたものとなります。
    root@Microknoppix;~# mkdir /media/sda2[ENTER]
                               ^^^^^^^^^^^

    次に作業領域をマウントします。以下のコマンドでマウントしてください。
    その際コマンド中に入れる第一パラメータのマウントポイントは上記で確認したデバイス名の「dev」を「media」に変え、後ろに「2」を付与したもの。第2パラメータのデバイス名は上記で確認したデバイス名の後ろに「2」を付与したものとなります。
    root@Microknoppix;~# mount /dev/sda2 /media/sda2[ENTER]
                               ^^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^^

    次にスワップ領域を有効にします。以下のコマンドで有効にしてください。
    その際コマンド中に入れる第一パラメータは上記で確認したデバイス名の後ろに「1」を付与したものとなります。
    root@Microknoppix;~# swapon /media/sda1[ENTER]
                                ^^^^^^^^^^^


以上で、パソコンの準備は完了です。いよいよカスタマイズを始めます。

▲目次


2. KNOPPIXの展開

2-1. 作業用ディレクトリの作成

    KNOPPIXのDVD内の圧縮されたデータを展開するディレクトリとリマスタ用のディレクトリを作成します。
    root@Microknoppix;~# mkdir -p /media/sda2/source/KNOPPIX[ENTER]
    root@Microknoppix;~# mkdir -p \
    /media/sda2/master/KNOPPIX/KNOPPIX[ENTER]
    
    ※この例では作業領域のマウントポイントが(/media/sda2)である場合です。

2-2. 展開

    KNOPPIXは10Gバイト近い情報を、丸ごとDVDの4.3Gバイトに圧縮保管し、必要なものを都度解凍しながら動作させる仕組みでOSを稼働させます。従って少ない容量のメディアでより多くのアプリケーションを利用できる特徴があります。

    具体的には「KNOPPIX」及び「KNOPPIX1」ファイルに、ファイルやフォルダそしてシンボリックリンクを分割圧縮保管しており、KNOPPIXを起動した状態では、「/KNOPPIX」と「/KNOPPIX1」ディレクトリにマウントされ構成ています。

    ここでは、/KNOPPIX /KNOPPIX1からファイルやフォルダそしてシンボリックリンクを取り出し、「source/KNOPPIX」フォルダにマージして展開し、日本語化処理したうえで元に戻していくということをやっていきます。

    まずは「/KNOPPIX」の中に何が入っているか、以下のコマンドでKNOPPIX_FS.txtファイルに記録しておきます。
    root@Microknoppix;~# find /KNOPPIX/ -print | sort -u \
    | sed -e 's~/KNOPPIX/~~g' > /media/sda2/source/KNOPPIX_FS.txt[ENTER]
    
    次に「/KNOPPIX」からcloop(圧縮)ファイルの中身をsource/KNOPPIXディレクトリに展開します。
    root@Microknoppix;~# cp -Rpv /KNOPPIX/* \
    /media/sda2/source/KNOPPIX[ENTER]
    
    ※この例では作業領域のマウントポイントが(/media/sda2)である場合です。
    ※この展開は2時間以上かかります。

    続いて「/KNOPPIX1」の中に何が入っているか、以下のコマンドでKNOPPIX1_FS.txtファイルに記録しておきます。
    root@Microknoppix;~# find /KNOPPIX1/ -print | sort -u \
    | sed -e 's~/KNOPPIX1/~~g' > /media/sda2/source/KNOPPIX1_FS.txt[ENTER]
    
    次に「/KNOPPIX1」からcloop(圧縮)ファイルの中身をsource/KNOPPIXディレクトリに上書展開します。
    root@Microknoppix;~# \cp -Rpvf /KNOPPIX1/* /media/sda2/source/KNOPPIX[ENTER]
    
    ※この例では作業領域のマウントポイントが(/media/sda2)である場合です。
    ※この展開は2時間以上かかります。 ※KNOPPIX、KNOPPIX1どちらにも保管されているファイルがあるので、上書き確認が出ないよう「f」オプションを入れています。ただ、エイリアスで上書き確認の「-i」オプションが有効になっているので「\」を先頭に入れてエイリアスを無効化してコピーしています。

    次に、起動用のイメージファイルやドキュメント等をmasterディレクトリにコピーします。
    root@Microknoppix;~# cp -Rpv /mnt-system/* \
    /media/sda2/master/KNOPPIX/[ENTER]
    
    ※この例では作業領域のマウントポイントが(/media/sda2)である場合です。

▲目次


3. ネットワークの設定

3-1. IPアドレスの確認

    以下のコマンドで、IPアドレスを確認します。
    root@Microknoppix;~# ifconfig[ENTER]
    
    ブロードバンドルータにDHCP機能がある場合は、以下の通りIPアドレスが設定されています。
    eth0 Link encap:Ethernet  HWaddr 00:0c:29:68:4f:43
         inet addr:192.168.1.13 Bcast:192.168.1.255 Mask:255.255.255.0
         inet6 addr: fe80::20c:29ff:fe68:4f43/64 Scope:Link
         UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
         RX packets:92 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
         TX packets:58 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
         collisions:0 txqueuelen:1000
         RX bytes:9422 (9.2 KiB)  TX bytes:7908 (7.7 KiB)
         Interrupt:18 Base address:0x1400
    
    DHCP機能がない場合や、IPアドレスが設定されていない場合は、次の通り手動で設定します。

3-2. IPアドレスの設定

    IPアドレスが設定されていない場合は、以下の手順で設定します。既に設定されている場合は読み飛ばしてください。

    以下のコマンドでIPアドレスを設定します。このレシピでは「192.168.1.13」、サブネットマスク「255.255.255.0」で設定しますが、各ネットワーク環境に置き換えて読み替えてください。
    root@Microknoppix;~# ifconfig eth0 192.168.1.13 \
    netmask 255.255.255.0 up[ENTER]
    
    次にデフォルトゲートウェイを設定します。このレシピではブロードバンドルータのアドレスは「192.168.1.1」ですので、以下の通り設定します。
    root@Microknoppix;~# route add default gw 192.168.1.1 [ENTER]
    

▲目次


4. スリム化

    日本語化に必要なパッケージを入れると、DVDサイズに収まらないため、英語版に既に入っているアプリケーションを削除します。

    ■注意■

      パッケージの削除前に、「apt-get update」を行わないでください。
      パッケージの削除前に実行してしまうと、削除を行っているのに、依存関係を保とうとして、新しいパッケージをapt-getが入れてしまい、効率よくサイズが小さくならなかったり、逆にサイズが大きくなってしまう場合があり、「展開」からやり直しになります。

4-1. ルート変更

    まずは、展開したディレクトリに、ルートディレクトリを変更します。
    root@Microknoppix;~# chroot /media/sda2/source/KNOPPIX[ENTER]
    root@Microknoppix;~#
    

4-2. apt-getの準備

    パッケージのアンインストールやインストールは、apt-getコマンドで行います。

    その前に、以下通り「/etc/resolv.conf」ファイルを編集し、chroot環境下でDNSを引けるようにします。
    root@Microknoppix;~# vi /etc/resolv.conf[ENTER]
    -----ここから------------------------------------
    nameserver 192.168.1.1  <--追記
    -----------------------------------ここまで------
    ※このレシピの環境ではDNSサーバは「192.168.1.1」ですので、
    上記の通り設定します。
    

    もし、利用されている環境がProxyサーバ経由でしかインターネットを閲覧できない場合は、以下通りProxyの変数設定を行います。
    root@Microknoppix;~# export \
    http_proxy=http://proxyサーバ名:8080/[ENTER]
    root@Microknoppix;~# export \
    ftp_proxy=http://proxyサーバ名:8080/[ENTER]
    


4-3. 不要なアプリの検討

    アンインストールを行う、パッケージの検討を実施します。

    大きいサイズのパッケージから削除を行うと、効率的にスリム化を進めることが出来ます。
    その場合、以下のコマンドを実行することで、インストールされているパッケージが、サイズの小さい順に一覧で表示されます。
    すると、最終行が一番サイズの大きいアプリケーションになりますので、検討しやすいので、活用してください。
    root@Microknoppix;~# dpkg-query -W \
    --showformat='${Installed-Size} ${Package}\n' | sort -n [ENTER]
    
    結果は以下のようになり、1項目目がサイズ(単位はキロバイト)、2項目目がアプリケーション名で表示されます。
       :     :
       :     :
    114713 libqt5webenginecore5
    131157 pandoc
    131554 libreoffice-core
    143017 linux-image-5.10.10
    145813 libvtk7.1p
    150266 mysql-server-core-8.0
    157431 openjdk-11-jre-headless
    172283 chromium
    179207 thunderbird
    181636 linux-image-5.10.10-64
    194597 libavogadro2-1
    219040 firefox
    362128 wine5
    
    表示された中から、必要のないアプリケーションを選定し、アプリケーション名を控えておいて下さい。


4-4. 不要なアプリの削除

    アンインストールを行うパッケージが決まりましたら、以下のコマンドでパッケージを削除します。
    root@Microknoppix;~# apt-get remove \
    --purge アプリケーション名[ENTER]
    
    このレシピでは、以下の手順で削除しますが、特に削除パッケージは、依存関係から、記載しているパッケージ以外も削除されますので、利用用途に合わせて変更して下さい。

    なお、以下の手順でも「LibreOffice」「gimp」「gparted」「chromium」など、よく使うアプリケーションは残りつつ、DVDイメージサイズを、約4Gバイト程度に出来ます。

  1. 以下のコマンドで「firefox」「wine」そして「neverball」などの一部のゲーム、あと「ドイツ語」のモジュールなど不要なものを削除します。
    ※ブラウザは「GoogleChrome」を使います。
    root@Microknoppix;~# apt-get remove --purge \
    firefox* wine* neverball* ktuberling* gimp-help-de freeciv* \
    extremetuxracer* enigma* kalzium* texlive-lang-german marble* \
    libreoffice-help-de pingus*[ENTER]
    
      もし、ここで以下のようなエラーが出た場合は
      E: The value 'testing' is invalid for APT::Default-Release as such a release is not available in the sources

      以下のコマンドを先に実行し最新のパッケージリストを取得してから、そのあとに実行するとエラーは出ません。
      root@Microknoppix;~# apt-get update[ENTER]
      

  2. さらにアプリケーションの削除の結果、不要となったファイルも以下のコマンドで削除します。
    root@Microknoppix;~# apt-get autoremove[ENTER]
    
▲目次


4-5. 不要なロケールデータの削除

    日本語と英語以外のロケールデータを削除します。

  1. まず、以下のコマンドで作業前のロケールデータの入ったディレクトリのサイズを確認します。
    root@Microknoppix;~# du -k /usr/share/locale/[ENTER]
    
    結果は以下の通り432Mバイト程度あります。
    431920  /usr/share/locale/
    

  2. ロケールデータのディレクトリに移動し、以下の通り、いらないものを削除します。
    root@Microknoppix;~# cd /usr/share/locale/[ENTER]
    root@Microknoppix;/usr/share/locale# rm -rf be* bg* cs* da* de* \
     es* fi* fr* he* hi* hu* it* nl* pl* ru* sk* sl* tr* zh*[ENTER]
    

  3. 削除後、再度ロケールデータの入ったディレクトリのサイズを確認します。
    root@Microknoppix;~# du -k /usr/share/locale/[ENTER]
    
    結果は以下の通り44Mバイト程度になり、388Mバイト程度節約できたことになります。
    43868   /usr/share/locale/
    

  4. ロケールデータ削除後、ロケールデータベースも更新します。まず、以下のコマンドでデーターベースを確認します。
    root@Microknoppix;~# localedef --list-archive[ENTER]
    
    結果は以下の通り表示されます。
    be_BY.utf8
    bg_BG.utf8
    cs_CZ.utf8
    da_DK.utf8
    de_AT.utf8
    de_CH.utf8
    de_DE.iso885915@euro
    de_DE.utf8
    de_DE@euro
    en_GB.utf8
    en_IE.utf8
    en_US.utf8
    es_ES.utf8
    fi_FI.utf8
    fr_FR.utf8
    he_IL.utf8
    hi_IN
    hi_IN.utf8
    hu_HU.utf8
    it_IT.utf8
    ja_JP.utf8
    nl_NL.utf8
    pl_PL.utf8
    ru_RU.koi8r
    russian
    sk_SK.utf8
    sl_SI.utf8
    tr_TR.utf8
    zh_CN.utf8
    zh_TW.utf8
    

  5. 以下のコマンドで「jaから始まるもの、en_GBから始まるもの、en_US」以外を削除する内容で、ロケールデーターベースを更新します。
    root@Microknoppix;~# localedef --list-archive \
      | grep -v -e ^ja -e ^en_GB -e en_US \
      | xargs localedef --delete-from-archive[ENTER]
    

  6. ロケールデータベースも更新後、再度データーベースを確認します。
    root@Microknoppix;~# localedef --list-archive[ENTER]
    
    結果は以下の通り表示され、少なくなっていることが確認できます。
    en_GB.utf8
    en_US.utf8
    ja_JP.utf8
▲目次


5. 日本語化

    パッケージの削除が出来たら、空いたところに日本語化に必要なパッケージを導入していきます。

5-1. 最新のパッケージリストを取得

    以下のコマンドで、最新のパッケージリストを取得します。
    root@Microknoppix;~# apt-get update[ENTER]
    

5-2. 日本語フォントのインストール

    以下のコマンドで、日本語フォントをインストールします。
    root@Microknoppix;~# apt-get install fonts-hanazono[ENTER]
    
    また、以下のように様々なフォントを入れることも出来ますが、その分容量が大きくなります。
    その場合は、DVDサイズに収まらなくならないよう、注意してください。
    root@Microknoppix;~# apt-get install \
     ttf-takao ttf-mona [ENTER]
    

5-3. 日本語キーボードレイアウト設定

    以下通り、LXDEが起動した際に、キーボードレイアウトが設定できるよう、autostartを編集します。
    root@Microknoppix;~# vi \
    /etc/xdg/lxsession/LXDE/autostart[ENTER]
    -----ここから------------------------------------
    @setxkbmap -layout jp -option ctrl:swapcase<--追記
    -----------------------------------ここまで------
    
※これがないと「全角/半角漢字」キーで日本語入力が切り換えれなかったり、「@」キーが「`」になるなど、英語キーボード配列になってしまいます。

5-4. 日本語入力システムのインストール

    次に、以下のコマンドで、日本語入力システムをインストールします。
    root@Microknoppix;~# apt-get install \
    uim-anthy uim im-switch[ENTER]
    
    これで、/etc/X11/xinit/xinput.d/にuimの設定ファイルが作られます。

    さらに、入力メソッドを「uim」に変更します。
    まず、以下のコマンドを実行してください。
    root@Microknoppix;~# im-config -c[ENTER]
    
    インプットメソッド設定の説明画面が表示されますので、「OK」を選択してください。

    続いてシステム設定を変更するかどうかの確認画面が表示されますので、「Yes」を選択してください。

    選択画面が出ます。

    以下の通り「uim」にカーソルを持っていきます。

    「スペース」キーを入力すると(*)マークが付きます。

    「TAB」キーを入力して、「OK」を選択して、「ENTER」キーを入力してください。

    最後に確認画面が表示されますので、「OK」を選択して終了してください。


    続いて、「uim-toolbar」の設定を確認します。
    まず、以下のコマンドを実行してください。
    root@Microknoppix;~# update-alternatives --config uim-toolbar[ENTER]
    
     「uim-toolbar-gtk3-systray」の「0」を入力してください。

    There are 4 choices for the alternative uim-toolbar (providing /usr/bin/uim-toolbar).
    
      Selection    Path                       Priority   Status
    ------------------------------------------------------------
    * 0            /usr/bin/uim-toolbar-gtk3   80        auto mode
      1            /bin/true                  -100       manual mode
      2            /usr/bin/uim-toolbar-gtk    60        manual mode
      3            /usr/bin/uim-toolbar-gtk3   80        manual mode
      4            /usr/bin/uim-toolbar-qt5    40        manual mode
    
    Press  to keep the current choice[*], or type selection number:0
    
    最後に、日本語入力システム用のシンボリックリンクを、以下のコマンドで順に作成していきます。
    root@Microknoppix;~# mkdir /home/knoppix/.xinput.d[ENTER]
    root@Microknoppix;~# cd /home/knoppix/.xinput.d[ENTER]
    root@Microknoppix;~# ln -s \
    /etc/X11/xinit/xinput.d/ja_JP ja_JP[ENTER]
    root@Microknoppix;~# chown -R knoppix.knoppix \
    /home/knoppix/.xinput.d[ENTER]
    
▲目次

5-5. Libreoffice日本語化

    Libreofficeの表示が日本語になるように、日本語化パックをインストールします。
    root@Microknoppix;~# apt-get install \
    libreoffice-help-ja libreoffice-l10n-ja [ENTER]

5-6. flash-knoppix日本語化

    KNOPPIXをUSBフラッシュメモリにインストールしたり、HDDにインストールするツール「flash-knoppix」を日本語化します。
    最近のKNOPPIXはデスクトップにそのショートカットが作成されており、簡単にUSB-KNOPPIXを作成できるようになっております。
    日本語は当サイトでオリジナルで翻訳しているものですので、日本語的におかしいところは修正してください。

    viエディタで日本語のメッセージを追記します。
    root@Microknoppix;~# vi /usr/bin/flash-knoppix[ENTER]
    
    78行目の" ;;"から
    79行目の"*)"の間に、以下のスクリプトを挿入し、保存します。
     ja*)
      MSG_INTRO="flash-knoppix: このプログラムはUSBフラッシュディスクまたは\nハードディスクにKNOPPIXのブート可能なコピーを作成します。\n暗号化の有無にかかわらず、コンテナ形式またはターゲットメディア\n上の個別のパーティションに個人データを格納するためのOverlay\nをオプションで作成します。\n\nオプションを選択してください:"
      MSG_ALLOWHD="固定ハードディスクにもインストールを許可する。"
      MSG_NOALLOWHD="リムーバブルデバイスにのみインストールを許可する。"
      MSG_BURN="CD/DVDに焼きます。"
      MSG_BURNING="CD/DVDに焼いています。しばらくお待ちください..."
      MSG_MINIMAL="最小バージョン作成 (CD-size, 700MB)"
      MSG_MINIMAL_DESC="$0 オーバーレイイメージのコピーをしないことで\nKNOPPIXの最小バージョンを作成できます。\n最小バージョンには小さいLinuxシステムが含まれます、\nブラウザーとデータ救済用ソフトウェアです。\n\n最小バージョンの KNOPPIX を作成しますか(LibreOfficeなど無しで)?"
      MSG_START_BURN="警告: 書き込み処理を中断しないように\n書き込みプロセス実行中はシステムを使用しないでください。\n\nCD/DVDに焼きますか?"
      MSG_TARGET="flash-knoppix: フラッシュディスクに圧縮されたKNOPPIXをインストールします。\n\n希望のターゲットデバイスを選んでください:"
      INFO_TARGET="ターゲット:"
      MSG_READY="完成しました。
    ドライブからデバイスを外せるようになりました。"
      MSG_MOUNTED="は、既にマウントされています。"
      MSG_CHECKING="点検中"
      MSG_SELECT="KNOPPIXファイルがあるディレクトリを入力してください。"
      MSG_BOOTREC="ブートレコードを作成しています:"
      MSG_NOTFOUND="ブート設定が見つかりません (boot/isolinux/isolinux.cfg), ブートローダはおそらく動作しません。"
      MSG_WRITING="データーを書き込んでいます..."
      MSG_SIZE_OVERLAY="KNOPPIX はデーターを永続的に保存するために \"Overlay\"-file を使用できます。\n必要な場合は、希望のサイズを入力してください (最小 200MB, 空き容量: %sMB)."
      MSG_SIZE_OVERLAY_ADVANCED="データを永続的に保存するためのOverlayパーティション\nのサイズを入力してください。\n(最小 400MB, 空き容量: %sMB)."
      MSG_CRYPT_OVERLAY="AES256 を使用してオーバーレイを暗号化しますか? AES256 (=Advanced Encryption\nStandard 256bit, http://csrc.nist.gov/encryption/aes/)\n\nこの種の暗号化では、作成時およびシステム起動時に\nパスワードを入力する必要があります。\n\nこのパスワードを知らなければ、保存されたデータを読み取ることはできません。\nこのため、 暗号化されたデーターは、 ストレージデバイスごと無くしたり\n盗まれたりした場合でも不正アクセスに対して安全です。\n一方、パスワードを忘れた場合、保存されたすべてのデータにアクセスできなくなり、\n回復出来なくなります。"
      MSG_PASSWORD="AES256 暗号化キー (8文字以上):"
      MSG_PASSWORD2="確認のため、同じパスワードをもう一度入力してください:"
      MSG_PASSWORDS_NOMATCH="パスワードが一致しないか、短すぎます。\nもう一度お試しください。"
      MSG_OVERLAY="overlay 作成中 [%s MB]..."
      MSG_QUESTION_PARTITION="パーティション設定とフォーマットを行いますか?\n注意: すべてのデーターは消去されます!\nNo = KNOPPIXデーターを既存のパーティションにコピーだけします。"
      MSG_QUESTION_PARTITION_ADVANCED="パーティション再設定とフォーマットを行いますか?\n注意: すべてのデーターは消去されます!\nNo = プログラムを終了。"
      MSG_QUESTION_REALLY_FORMAT="ほんとうによろしいですか?\n警告: すべてのデーターが削除されます!"
      MSG_FORMAT="フォーマット中"
      MSG_PARTITION="パーティション設定中"
      MSG_ERROR_NODISK="フラッシュディスクが見つかりません。"
      MSG_ERROR_NOCD="CD/DVDドライブが見つかりません。"
      MSG_ERROR_INCOMPATIBLE="フラッシュディスクが正しく分割されていません。\n最初の(プライマリ)パーティションはDOS / FAT32でなければなりません。"
      MSG_FAT_EXISTS="FAT32ファイルシステムが存在します:"
      MSG_KNOPPIX_EXISTS="KNOPPIXシステムがインストールされています:"
      MSG_OVERLAY_IMAGE_EXISTS="Overlayイメージがあります。"
      MSG_ENCRYPTED_OVERLAY_IMAGE_EXISTS="暗号化されたOverlayイメージがあります。"
      MSG_OVERLAY_PARTITION_EXISTS="Overlayパーティションがあります。"
      MSG_METHOD_SELECT="インストール方法を選択してください:"
      MSG_UPDATE_SELECT="現在インストールされているKNOPPIXを更新しますか?"
      MSG_UPDATE_CLEAN="個人データと設定のみを保持する (\$HOME) (推奨)"
      MSG_UPDATE_KEEP="すべての変更を保持する、互換性がない場合 (推奨されません)"
      MSG_UPDATE_DELETE="すべて削除/新規(古いデータはすべて失われます)"
      METHOD_NEW_IMAGE="FAT32に(オプションの)Overlayファイル(<4GB)をインストール。"
      METHOD_NEW_PARTITION="OverlayパーティションとしてFAT32へインストール。"
      METHOD_NOTHING="Overlayなし (CD/DVDのような読み取り専用)."
      MSG_SIZE_OVERLAY_PARTITION="Overlayパーティション(MB)のサイズを入力してください。"
      MSG_ERROR_BOOT_TOOSMAL="ブートパーティションのサイズが更新するには小さすぎます!"
      MSG_ERROR_TOOSMAL="Overlayサイズが小さすぎます!\n(最低 400MB 必要)"
      MSG_ERROR_CANNOT_MOUNT_OVERLAY="ターゲットデバイスからOverlayをマウントできません!\nパスワード間違い?"
      MSG_ADD_CUSTOM="Knoppixをリマスタリングしますか?\n\nオリジナルとすべての変更は、新しく作成されたコピーの新しい圧縮イメージとして追加されます。\n\n警告:これには、現在のネットワーク設定、個人データ、ブラウザの履歴、実行中のシステムの\nパスワードが含まれます。\n\n圧縮プロセスには時間がかかり、%d MB RAMが必要です。 \n追加のイメージでは、%d MBの追加スペースが最初のパーティションに予約されます。\n (さらにパーティションサイズを増やすことができます)"
      MSG_ADD_CUSTOM_WAIT="変更された %d MB のデータの集約と圧縮には、長い時間が\nかかる場合があります。\n\nこのプロセス中には何も変更しないでください\n(推奨:このダイアログが消えるまで何もしないでください)。"
      ERROR_ADD_CUSTOM="リマスタリング中にエラーが発生しました。"
      MSG_ADD_CUSTOM_ERROR="何かが間違っています(多分ディスクがいっぱい?)。\n手順を確認してください:"
      ;;
    
    ※上記内容をコピー&ペーストしてください。
    ※ビジュアルモードでペーストができない場合は「:set mouse=」でビジュアルモードを無効にしてください。
    ※オートインデント機能でうまくペースト出来ない場合は「:set paste」でオートインデントを無効にしてください。


6. 後片付け

6-1. DNS参照設定を解除

    apt-getコマンドで必要であったDNS参照設定を解除します。
    以下通り「/etc/resolv.conf」ファイルを編集し、元に戻します。
    root@Microknoppix;~# vi /etc/resolv.conf[ENTER]
    -----ここから------------------------------------
    nameserver 192.168.1.1  <--削除
    -----------------------------------ここまで------
    ※このレシピの環境ではDNSサーバは「192.168.1.1」
    ですので、上記の通りこれまでの手順で記載した設定
    を削除します。
    

6-2. 不要ファイルの削除

    まず、以下のコマンドでchrootを抜けます。
    root@Microknoppix;~# exit[ENTER]
    root@Microknoppix;~#
    
    次に、以下のコマンドを順に入力し、不要ファイルを削除します。
    root@Microknoppix;~# rm -f \
    /media/sda2/source/KNOPPIX/root/.bash_history[ENTER]
    root@Microknoppix;~# rm -f \
    /media/sda2/source/KNOPPIX/root/.viminfo[ENTER]
    root@Microknoppix;~# rm -rf \
    /media/sda2/source/KNOPPIX/tmp/*[ENTER]
    root@Microknoppix;~# rm -rf \
    /media/sda2/source/KNOPPIX/var/cache/apt/*.bin[ENTER]
    root@Microknoppix;~# rm -rf \
    /media/sda2/source/KNOPPIX/var/cache/apt/archives/*.deb[ENTER]
    

6-3. 起動オプションの修正

    「/media/sda2/master/KNOPPIX/boot/isolinux/isolinux.cfg」を以下の通り編集し、記載されている起動オプションのうち、言語とタイムゾーンの値を、日本にします。
    root@Microknoppix;~# vi \
    /media/sda2/master/KNOPPIX/boot/isolinux/isolinux.cfg[ENTER]
    
    以下通り、すべての行の、
    lang=en を lang=jaに変更してください。また、
    tz=Asia/TokyoをAPPENDから始まる行の最後に追加してください。
    # KNOPPIX 8.1 isolinux/syslinux boot config
    
    DEFAULT auto
    APPEND lang=ja apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    
    TIMEOUT 100
    # KBDMAP german.kbd
    PROMPT 1
    F1 boot.msg
    F2 f2
    F3 f3
    DISPLAY boot.msg
    
    LABEL auto
    KERNEL ifcpu64.c32
    APPEND knoppix64 -- knoppix
    
    LABEL knoppix
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    
    LABEL adriane
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off video=640x480 initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 adriane tz=Asia/Tokyo
    
    LABEL knoppix64
    KERNEL linux64
    APPEND lang=ja apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    
    LABEL adriane64
    KERNEL linux64
    APPEND lang=ja apm=power-off video=640x480 initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 adriane tz=Asia/Tokyo
    
    LABEL debug
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 debug tz=Asia/Tokyo
    
    LABEL debug64
    KERNEL linux64
    APPEND lang=ja apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 debug tz=Asia/Tokyo
    
    LABEL grub
    KERNEL grub.exe
    APPEND --config=;
    
    LABEL fb1024x768
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off vga=791 video=1024x768 xmodule=fbdev initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    
    LABEL fb1280x1024
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off vga=794 video=1280x1024 xmodule=fbdev initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    
    LABEL fb800x600
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off vga=788 video=800x600 xmodule=fbdev initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    
    LABEL fb640x480
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off vga=785 video=640x480 xmodule=fbdev initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    
    LABEL memtest
    KERNEL memtest
    APPEND foo
    
    LABEL dos
    KERNEL memdisk
    APPEND initrd=balder.img
    
    LABEL failsafe
    KERNEL linux
    APPEND lang=en vga=normal atapicd nosound noapic nolapic noacpi pnpbios=off acpi=off nofstab noscsi nodma noapm nousb nopcmcia nofirewire noagp nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 nonetwork nodhcp xmodule=vesa initrd=minirt.gz
    
    # Reserve bytes for overwriting this file on read-only ISO FS
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    次にUEFIに準拠するコンピュータで、KNOPPIXがインストールされたフラッシュメモリやHDDから起動した場合に使われる起動オプションのファイルを以下の通り編集し、言語値を日本にしてタイムゾーンの設定を追加します。
    なお、32ビットCPU用「syslnx32.cfg」と、64ビットCPU用「syslnx64.cfg」が用意されていますので、どちらも修正します。
    まずは32ビットCPU用
    root@Microknoppix;~# vi \
    /media/sda2/master/KNOPPIX/boot/isolinux/syslnx32.cfg[ENTER]
    
    以下通り、すべての行の、
    lang=en を lang=jaに変更してください。また、
    tz=Asia/TokyoをAPPENDから始まる行の最後に追加してください。
    # KNOPPIX EFI boot configuration file (for 32bit CPU)
    DEFAULT knoppix
    APPEND lang=ja apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    TIMEOUT 100
    # KBDMAP german.kbd
    PROMPT 1
    F1 bootefi.msg
    F2 f2
    F3 f3
    DISPLAY bootefi.msg
    LABEL adriane
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off video=640x480 initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 adriane tz=Asia/Tokyo
    LABEL knoppix
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    LABEL debug
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 debug tz=Asia/Tokyo
    LABEL grub
    KERNEL grub.exe
    APPEND --config=;
    LABEL fb1024x768
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off vga=791 video=1024x768 xmodule=fbdev initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    LABEL fb1280x1024
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off vga=794 video=1280x1024 xmodule=fbdev initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    LABEL fb800x600
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off vga=788 video=800x600 xmodule=fbdev initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    LABEL fb640x480
    KERNEL linux
    APPEND lang=ja apm=power-off vga=785 video=640x480 xmodule=fbdev initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    LABEL memtest
    KERNEL memtest
    APPEND foo
    LABEL dos
    KERNEL memdisk
    APPEND initrd=balder.img
    LABEL failsafe
    KERNEL linux
    APPEND lang=en vga=normal atapicd nosound noapic nolapic noacpi pnpbios=off acpi=off nofstab noscsi nodma noapm nousb nopcmcia nofirewire noagp nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 nonetwork nodhcp xmodule=vesa initrd=minirt.gz
    
    # Reserve bytes for overwriting this file on read-only ISO FS
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    次に64ビットCPU用
    root@Microknoppix;~# vi \
    /media/sda2/master/KNOPPIX/boot/isolinux/syslnx64.cfg[ENTER]
    
    # KNOPPIX EFI boot configuration file (for 64bit CPU)
    DEFAULT knoppix64
    APPEND lang=ja apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    TIMEOUT 100
    # KBDMAP german.kbd
    PROMPT 1
    F1 bootefi.msg
    F2 f2
    F3 f3
    DISPLAY bootefi.msg
    LABEL adriane64
    KERNEL linux64
    APPEND lang=ja apm=power-off video=640x480 initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 adriane tz=Asia/Tokyo
    LABEL knoppix64
    KERNEL linux64
    APPEND lang=ja apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    LABEL debug64
    KERNEL linux64
    APPEND lang=ja apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 debug tz=Asia/Tokyo
    LABEL grub
    KERNEL grub.exe
    APPEND --config=;
    LABEL fb1024x768
    KERNEL linux64
    APPEND lang=ja apm=power-off vga=791 video=1024x768 xmodule=fbdev initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    LABEL fb1280x1024
    KERNEL linux64
    APPEND lang=ja apm=power-off vga=794 video=1280x1024 xmodule=fbdev initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    LABEL fb800x600
    KERNEL linux64
    APPEND lang=ja apm=power-off vga=788 video=800x600 xmodule=fbdev initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    LABEL fb640x480
    KERNEL linux64
    APPEND lang=ja apm=power-off vga=785 video=640x480 xmodule=fbdev initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 tz=Asia/Tokyo
    LABEL memtest
    KERNEL memtest
    APPEND foo
    LABEL dos
    KERNEL memdisk
    APPEND initrd=balder.img
    LABEL failsafe
    KERNEL linux
    APPEND lang=en vga=normal atapicd nosound noapic nolapic noacpi pnpbios=off acpi=off nofstab noscsi nodma noapm nousb nopcmcia nofirewire noagp nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 nonetwork nodhcp xmodule=vesa initrd=minirt.gz
    
    # Reserve bytes for overwriting this file on read-only ISO FS
    ###############################################################################
    ###############################################################################
    ###############################################################################
    ###############################################################################
    ###############################################################################
    ###############################################################################
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    ###############################################################################
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    ###############################################################################
    ###############################################################################
    ###############################################################################
    ###############################################################################
    ###############################################################################
    ###############################################################################
    
    以上の作業は以下のコマンドでも実施できます。
    root@Microknoppix;~# cd /media/sda2/master/
    root@Microknoppix;~# sed -i ./KNOPPIX/boot/isolinux/isolinux.cfg \
    -e 's/lang=en/lang=ja xkeyboard=jp/' \
    -e 's/^APPEND.*/\0 utc tz=Asia\/Tokyo/g'[ENTER]
    root@Microknoppix;~# sed -i ./KNOPPIX/boot/isolinux/syslnx32.cfg \
    -e 's/lang=en/lang=ja xkeyboard=jp/' \
    -e 's/^APPEND.*/\0 utc tz=Asia\/Tokyo/g'[ENTER]
    root@Microknoppix;~# sed -i ./KNOPPIX/boot/isolinux/syslnx64.cfg \
    -e 's/lang=en/lang=ja xkeyboard=jp/' \
    -e 's/^APPEND.*/\0 utc tz=Asia\/Tokyo/g'[ENTER]
    
    ※上記内容をコピー&ペーストしてください。
    ※この例では作業領域のマウントポイントが(/media/sda2)である場合です。

▲目次


7. イメージ作成

7-1. ファイルの仕分け

    ここからは、日本語化したKNOPPIXのイメージを作成するのですが、「KNOPPIX」と「KNOPPIX1」ファイルにすべて分けて圧縮する必要があります。

    もともと、どのファイルがどちらに保管されていたかは、「KNOPPIX_FS.txt」と「KNOPPIX1_FS.txt」ファイルに控えましたので、このファイルを使って元通りの場所に圧縮できるようスクリプトを作って実行し、それぞれ「_wrk0」と「_wrk1」の一時フォルダにコピーして、ファイルやフォルダ、シンボリックリンクの仕分けを行います。

    また、「KNOPPIX_FS.txt」と「KNOPPIX1_FS.txt」のどちらにも記録されていないものは、今回の日本語化で新たに追加したファイルやフォルダ、シンボリックリンクですので、それらは最後に「_wrk0」に保管し、最終的に「KNOPPIX」圧縮ファイルに入るようにします。

    まず、仕分け用のディレクトリを作成します。
    root@Microknoppix;~# cd /media/sda2/source/[ENTER]
    root@Microknoppix;~# rm -rf ./_wrk0/[ENTER]
    root@Microknoppix;~# rm -rf ./_wrk1/[ENTER]
    root@Microknoppix;~# mkdir ./_wrk0/[ENTER]
    root@Microknoppix;~# mkdir ./_wrk1/[ENTER]
    
    ※この例では作業領域のマウントポイントが(/media/sda2)である場合です。

    次に。仕分けの元ディレクトリ「KNOPPIXS」を、以下のコマンドで日本語化したKNOPPIXのソースディレクトリからコピーして作成します。
    root@Microknoppix;~# rm -rf ./KNOPPIXS[ENTER]
    root@Microknoppix;~# cp -iprv ./KNOPPIX ./KNOPPIXS[ENTER]
    

    そして、仕分け用スクリプト作成します。
    root@Microknoppix;~# vi knoppix_remaster.sh[ENTER]
    
    #!/bin/bash
            pushd ./KNOPPIXS > /dev/null
                    while read f
                    do
                            if [ -e "$f" ]; then
                                    echo "$f" | cpio -pdlmv --quiet "../_wrk0/"
                                    if [ ! -d "$f" ]; then
                                            rm -f "$f"
                                    fi
                            fi
                    done < ../KNOPPIX_FS.txt
                    while read f
                    do
                            if [ -e "$f" ]; then
                                    echo "$f" | cpio -pdlmv --quiet "../_wrk1/"
                                    if [ ! -d "$f" ]; then
                                            rm -f "$f"
                                    fi
                            fi
                    done < ../KNOPPIX1_FS.txt
                    cp -prndv * "../_wrk0/"
                    #カスタマイズで増えたファイルを控える
                    find ../KNOPPIXS/ -print | sort -u | sed -e 's~../KNOPPIXS/~~g' > ../KNOPPIX2_FS.txt
                    rm -rf *
            popd > /dev/null
    
    

    作成した仕分け用スクリプトに、以下の通り権限をつけて実行することで、仕分けを開始します。
    root@Microknoppix;~# chmod 755 ./knoppix_remaster.sh[ENTER]
    root@Microknoppix;~# ./knoppix_remaster.sh[ENTER]
    
    ※仕分けは数時間かかりますので、処理が完了しコンソールが返ってくるまでしばらく放置してください。

    処理が完了しコンソールが返ってくれば、仕分けは完了です。


7-2. 圧縮ファイルの作成

    日本語化したKNOPPIXのファイルやフォルダ、シンボリックリンクが、「_wrk0」と「_wrk1」の一時フォルダにコピーして仕分けられましたので、以下のコマンドでそれぞれ「KNOPPIX」、「KNOPPIX1」ファイルとして圧縮していきます。
    root@Microknoppix;~# cd /
    root@Microknoppix;~# mkisofs -R -U -V "KNOPPIX9.1JP" \
     -hide-rr-moved -cache-inodes -no-bak -pad -v /media/sda2/source/_wrk0 \
     | nice -5 create_compressed_fs -B 131072 \
     -f /media/sda2/isotmp - /media/sda2/master/KNOPPIX/KNOPPIX/KNOPPIX[ENTER]
    root@Microknoppix;~# mkisofs -R -U -V "KNOPPIX9.1JP1" \
     -hide-rr-moved -cache-inodes -no-bak -pad -v /media/sda2/source/_wrk1 \
     | nice -5 create_compressed_fs -B 131072 \
     -f /media/sda2/isotmp - /media/sda2/master/KNOPPIX/KNOPPIX/KNOPPIX1[ENTER]
    
    ※この例では作業領域のマウントポイントが(/media/sda2)である場合です。

    これで、圧縮ファイル「KNOPPIX」、「KNOPPIX1」が「/media/sda2/master/KNOPPIX/KNOPPIX/」に出来ますが、これらそれぞれの圧縮ファイルサイズが4Gバイト以上だと以下のようなエラーが出て、圧縮が成功しません。
    その場合は、アプリケーションを減らすなどして容量を小さくしてください。
     91.11% done, estimate finish Mon Aug 18 08:18:18 2014
    [ 9] Blk# 154600, [ratio/avg.  99%/ 41%], avg.speed: 392865 b/s, ETA: 9965s
    Virtual memory exhausted. Use temp. file mode or add more swap.
    

    圧縮が成功すれば、以下の通りのサイズでファイルが出来上がります。

    root@Microknoppix;~# ls -al \
    /media/sda2/master/KNOPPIX/KNOPPIX/KNOPPIX[ENTER]
    -r--r--r-- 1 root root 956446514 Feb 11 09:59 /media/sda2/master/KNOPPIX/K..
                          ^^^^^^^^^^=4Gバイト以下(単位はバイト)なのでOK
    root@Microknoppix;~# ls -al \
    /media/sda2/master/KNOPPIX/KNOPPIX/KNOPPIX1[ENTER]
    -r--r--r-- 1 root root 3519299094 Feb 11 09:59 /media/sda2/master/KNOPPIX/K..
                           ^^^^^^^^^^=4Gバイト以下(単位はバイト)なのでOK
    

7-3. KNOPPIX圧縮ファイルのハッシュ値を更新

    起動時に「knoppix testcd」でDVDのチェックをする場合のハッシュ値を更新します。
    先ほど「KNOPPIX」、「KNOPPIX1」圧縮ファイルを日本語化に伴い更新しましたので、以下の手順で「/media/sda2/master/KNOPPIX/KNOPPIX/sha1sum」にある「KNOPPIX」、「KNOPPIX1」圧縮ファイルのチェックサムを確認し、修正します。
    まずは、「KNOPPIX」
    root@Microknoppix;~# cd /media/sda2/master/KNOPPIX/KNOPPIX[ENTER]
    root@Microknoppix;~# sha1sum KNOPPIX[ENTER]
    

    ここで以下の通り結果が出ます。
    通常は白で表示されますがハッシュ値を分かりやすく青色にしています。
    63c301c190396602aad5e502b53e9313c9132661  KNOPPIX
    
    このハッシュ値を、同じディレクトリ内にあるsha1sumsファイルの「KNOPPIX」のハッシュ値に置き換えます。
    root@Microknoppix;~# vi sha1sums[ENTER]
    

    6857db99ed079d739e6f531fc3eac969c62810c2 *KNOPPIX/KNOPPIX  <−ここ変更
    6c9713a82d94c18a28f3ec3c9bb301750f36d959 *KNOPPIX/KNOPPIX1
    

    以下の通り置き換えます※青色のハッシュ値に変更
    8c1e784ed19daf510cc0e14ec66b2baefff760fa *KNOPPIX/KNOPPIX
    6c9713a82d94c18a28f3ec3c9bb301750f36d959 *KNOPPIX/KNOPPIX1
    

    次に、「KNOPPIX1」
    root@Microknoppix;~# sha1sum KNOPPIX1[ENTER]
    

    ここで以下の通り結果が出ます。
    通常は白で表示されますがハッシュ値を分かりやすく青色にしています。
    63c301c190396602aad5e502b53e9313c9132661  KNOPPIX1
    
    このハッシュ値を、同じディレクトリ内にあるsha1sumsファイルの「KNOPPIX1」のハッシュ値に置き換えます。
    root@Microknoppix;~# vi sha1sums[ENTER]
    

    63c301c190396602aad5e502b53e9313c9132661 *KNOPPIX/KNOPPIX
    6c9713a82d94c18a28f3ec3c9bb301750f36d959 *KNOPPIX/KNOPPIX1 <−ここ変更
    

    以下の通り置き換えます※青色のハッシュ値に変更
    8c1e784ed19daf510cc0e14ec66b2baefff760fa *KNOPPIX/KNOPPIX
    75f6c641759e040e8538a8f39ca2774f06dc42b2 *KNOPPIX/KNOPPIX1
    

    以上の内容は、以下のコマンドで一括で対応することができます。
    root@Microknoppix;~# cd /media/sda2/master/KNOPPIX[ENTER]
    root@Microknoppix;~# cp -ip KNOPPIX/sha1sums KNOPPIX/sha1sums.org[ENTER]
    root@Microknoppix;~# find KNOPPIX -name \ 
    "KNOPPIX*" -type f -exec sha1sum -b {} \; > KNOPPIX/sha1sums[ENTER]
    



7-4. ISOイメージの作成

    以下のコマンドを順に実行し、ISOイメージを作成します。
    root@Microknoppix;~# cd /media/sda2/master/KNOPPIX
    root@Microknoppix;~# mkisofs -no-emul-boot -boot-load-size 4 \
    -boot-info-table -l -r -J -V "KNOPPIX9.1JP" -hide-rr-moved -v \
    -b boot/isolinux/isolinux.bin -c boot/isolinux/boot.cat \
    -o ../KNOPPIX9.1JP.iso .[ENTER]
    
    これで、日本語化されたKNOPPIX9.1 DVD版のイメージファイルが「/media/sda2/master/KNOPPIX9.1JP.iso」に出来ます。

7-5. ISOイメージの取り出し

    ISOイメージは、Windowsパソコンなどからも、WINSCPで取り出すことが出来ます。
    そのためには、sshサーバをカスタマイズ用PCで起動しておく必要がありますので、以下のコマンドで起動します。
    root@Microknoppix;~# sshstart[ENTER]
    
    これで、パスワード入力が2回求められますので、WINSCPで接続する際のパスワードを設定してください。

    後は、WINSCPでWindowsパソコンから接続し、「/media/sda2/master/KNOPPIX9.1JP.iso」を取り出し、DVDに焼けば、「日本語KNOPPIX9.1 DVD版(LibreOffice付)」の完成です。

▲目次