Linux活用レシピ > 仮想通貨に活用 > RaspberryPiでBitzenyを発掘
このページでは、「Raspberry Pi」と、それで動作するOS「Raspbian」を利用して、仮想通貨Bitzenyを発掘するレシピを紹介します。


仮想通貨Bitzenyを発掘
BizenyのWallet(ウォレット、サイフ)を作る

公式サイトからWalletを作成

    まずは、Bizenyのホームページに進みましょう。
    ここでWallet(ウォレット、サイフ)を作ります。

    左記の通り、IDとパスワード、メールアドレスを入力し、アカウントを作成します。

    途中、ニーモニックというコードが表示されますので、印刷するなどして、大切に保管しておきます。

    入力したメールアドレスに、認証用にURLが送られてきますので、そちらをクリックし、メールアドレス認証を完了しておきます。

    ログインすると、受信アドレスがあります。こちら宛にマイニングして、ある程度たまったBitzenyを送ります。
    この受信アドレス「ウォレット」はまた後程使います。

マイニングプールに参加

    次に、マイニングプールに参加します。マイニングは一人で発掘するソロマイニングと、複数のメンバーでマイニングするプールマイニングがありますが、プールマイニングのほうが効率的ですのでこちらを採用します。
    プールマイニングを行うには「マイニングプール」というプールマイニング用のサーバーに登録を行う必要があり、マイニングプールはBitzenyのページの下にたくさんリンクがありますので、好きなのを選びます。
    このレシピでは、「ココアプール」を使います。

    登録の際、重要なのが「Coin Address」です。こちらに、ウォレットの受信アドレスを入力します。

    あと、PINコードは自由に決定し入力してください。このPINコードは設定を変更する場合に重要ですので、忘れないように控えておきます。
    次に、Bitzenyのワーカーを登録します。
    右のメニューにある「マイアカウント」の「ワーカー」をクリックし、「ワーカーを追加する」という画面を表示します。


    ここで、「ワーカー名」と「ワーカーのパスワード」を入力しますが、複数登録しないのであれば、基本的にデフォルトの設定で大丈夫です。

    「ワーカーを追加する」ボタンをクリックし、登録できれば、「ワーカーを編集する」に設定した「ワーカーのログイン名」と「ワーカーのパスワード」が表示されます。

    なお、これらの値は後で発掘するコマンドの中に入れて使いますので控えておいてください(このレシピでは、ワーカーのログイン名」が「アカウントID.user」「ワーカーのパスワード」が「password」、となっているはずです)。
    最後に、マイニングしたBitzenyを自動的にウォレットに送付する設定を行います。

    右のメニューにある「マイアカウント」の「アカウントの編集」をクリックして表示される、「Account Details」画面に「Automatic Payment Threshold」という設定項目があります。

    ここに数字をいれておくと、マイニングしたBitzenyがこの金額以上になった場合、自動的にウォレットに送付されるようになります。

    デフォルトは「10」が入っていますが、必要に応じて変更してください。

    なお、この値を変更するには、一度4桁のPINを入力し、登録しているメールアドレスに送付されるURLをクリックしメールアドレス認証をする必要がありますので、注意してください。

    以上でウォレットの準備は完了です。いよいよRaspberry Piでマイニングを開始します。