Linux活用レシピ > 仮想通貨に活用 > RaspberryPiでBitzenyを発掘
このページでは、「Raspberry Pi」と、それで動作するOS「Raspbian」を利用して、仮想通貨Bitzenyを発掘するレシピを紹介します。


仮想通貨Bitzenyを発掘
発掘「マイニング」を行います

アプリケーションのインストール

    まずは、RaspberryPiをRasbianで起動します。

    ※アプリケーションのインストールは一度作業すればその後は不要です。
    次に、ターミナルを起動します。

    順番に入力します。
    まず、リポジトリを最新にします。
    pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get update[ENTER]
    必要パッケージをインストールします。
    pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install build-essential libcurl4-openssl-dev automake[ENTER]
    ソフトウェア「cpuminer」をgitで引っ張ってきます。
    pi@raspberrypi:~ $ git clone https://github.com/bitzeny/cpuminer.git[ENTER]
    後は、以下の通りコンパイルします。
    pi@raspberrypi:~ $ cd cpuminer[ENTER]
    pi@raspberrypi:~/cpuminer $ ./autogen.sh[ENTER]
    pi@raspberrypi:~/cpuminer $ ./configure \
    CFLAGS="-O3 -march=native -funroll-loops -fomit-frame-pointer"[ENTER]
    pi@raspberrypi:~/cpuminer $ make[ENTER]
    以上でアプリケーションのコンパイルは完了です。「minerd」という実行ファイルができれば完成です。

発掘「マイニング」開始

    ターミナルを起動します。

    以下の通り、まずはcpuminerのディレクトリに移動します。
    pi@raspberrypi:~ $ cd cpuminer[ENTER]
    発掘コマンド実行です。
    pi@raspberrypi:~/cpuminer $ ./minerd -a yescrypt -o stratum+tcp://s.cocoapool.net:14943 -u [Worker Login] -p [Worker Password][ENTER]
    ここで、「stratum+tcp://mining-zeny.mdpool.info:6969」はココアプールのPoolアドレスで、プールごとに割り振られています。

    このように、Bitzeny MD Poolのホームページに表示されています。

    また、[Worker Login] は「ワーカーのログイン名」で、このレシピ通りであれば「アカウント名.user」で、[Worker Password]は「ワーカーのパスワード」ですので「password」となっています。
    コマンドを実行すれば、以下の通り発掘状況が画面に表示されます。


    また、Bitzenyプールからもマイニングの状況を確認出来ます。
    左端の値が自身の発掘状況です。


    Raspberry Pi 2 Model Bでだいたい「0.09 KH/s」〜「0.26 KH/s」で推移します。