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RHEL7のOpenVPNを使ってAWSに接続


インスタンス作成(WWW Serverインスタンス)

    続いて、Amazon Virtual Private Cloud のネットワークへOpenVPN経由で接続した後に、ブラウザで接続するWWWサーバーインスタンスを作成します。

    以下のネットワーク図で赤枠の部分のWWWサーバーを作成します。

    ※このレシピでは、VPN接続ができているか確認するために使用するサーバーですので、必要に応じて作成してください。

  1. 早速以下のAmazon Web Servicesのトップページに行き、「EC2」を選択します。

  2. 続いて、以下の「インスタンスの作成」をクリックします。

  3. 次に、ステップ 1: Amazon マシンイメージ (AMI) の画面になりますので、以下の通り「Red Hat Enterprise Linux 7.4 (HVM), SSD Volume Type」を選択します。
  4. 次に、ステップ 2: インスタンスタイプの選択の画面になりますので、以下の通り「t2.micro」を選択し、「次の手順:インスタンスの詳細の設定」をクリックします。
  5. 次に、ステップ 3: インスタンスの詳細の設定の画面になりますので、以下の通り「ネットワーク」に「AWSの準備」で作成したVPC名が選択されていることを確認し、「自動割り当てパブリック IP」の項目を「有効化」にして、「次の手順:ストレージの追加」をクリックします。
  6. 次に、ステップ 4: ストレージの追加の画面になりますので、以下の通り「サイズ (GiB)」に必要なストレージ容量を作成します。VPNサーバーは10Gバイトあればよいので、デフォルトの10とし、「次の手順:タグの追加」をクリックします。
  7. 次に、ステップ 5: タグの追加の画面になります。タグはインスタンスやボリュームに付けることができるので、どういった目的のリソースか、たくさんのリソースがある場合は区別して整理することができます。
    以下の通り「タグの追加」をクリックします。
  8. 以下の通り「キー」とその「値」が入力できますので、例えば以下の通り「キー」に「Name」、「値」に「WWW Server」を入力し、入力ができれば「次の手順:セキュリティグループの設定」をクリックします。
  9. 次に、ステップ 6: セキュリティグループの設定画面になります。初めは、自動的に作成されたセキュリティグループが選択されています。
  10. これを、以下の通り「既存のセキュリティグループを選択する」を選び、あらかじめ作成しておいた内部向のWWWサービスとSSHのポートを開けたセキュリティグループ(本レシピでは、「Internal WWW Service」「SSH Service」の2つ)を、以下の通り選択し、「確認と作成」ボタンをクリックします。
  11. 次に、ステップ 7: インスタンス作成の確認画面になりますので、内容を確認し、問題なければ「作成」ボタンで作成してください。
  12. そして、既存のキーペアを作成するか、新しいキーペアを作成します画面になりますので、既にキーペアを作成している場合は、「既存のキーペアを選択」を選び、既にあるキーペア名を選択します。
    ここでは、以下の通り「既存のキーペアを選択」を選択し、このレシピで作成した「OpenVPN SSHKey」を選択します。
  13. 以下の通りプライベートキーファイルなしではインスタンスにアクセスできないことを確認するチェックボックスをチェックして、「インスタンスの作成」をクリックします。

  14. 以下の通り表示されれば、インスタンスの作成指示は完了です。

  15. 画面の一番下に「インスタンスの表示」ボタンがありますので、クリックしてみましょう。

  16. EC2のダッシュボードが表示されますので、以下の通り「インスタンスの状態」が「Runnning」になっていれば、無事作成が完了し、これからWWWサーバにするOSが起動していることになります。